2016年9月 全国巨樹・巨木林の会 第6回富士吉田市観察会報告

  • 2016年9月6日、全国巨樹・巨木林の会の第6回観察会が行われました。
    富士の樹海、それも普段見慣れた国道脇の樹海ではなく、溶岩の噴出した火口近くの樹海の散策でしたので人気も高く、総勢24名様での開催となりました。
    東京駅丸の内口を時刻通り8:30分に出発し、忍野浅間神社のイチイの観察後、忍野八海の散策となりました。
    忍野八海は自由行動で、皆さん思い思いのコースをたどったようです。


    忍野浅間神社に、今日一日の安全を祈願してから巨木巡りの開始です。
    浅間神社境内には数本のイチイと、御神木の大ケヤキがありました。
    関東近辺でのイチイの巨木は大変貴重な存在でしょう。


    浅間神社を後にし、忍野八海の散策となりました。


    なんだか凄い混雑ですが、中国人観光客が大勢やって来ておりました。
    観光土産屋さんは大繁盛の様子・・・・・


    ちょっと離れると中国人観光客の姿もなくなり、長閑な風景に戻ります。
    雲の切れ目から富士山も顔を覗かせてくれて、大満足の散策となりました。
    散策後は鳴沢に向け出発です。
    昼食は山梨名物ほうとうをご賞味いただきました。


    大人数にもかかわらず、すぐにほうとうが出てきて、熱々をいただきました。
    今回はご参加人数が多かったこともあり、事務局の方からビールを注文して提供させていただきました。
    ほろ酔い加減で、いよいよ今日のメイン大室山の原生林へ向かいます。


    ほとんど知られていない富士風穴にも立ち寄り、その成因を火山学会の髙橋会員が解説しました。
    溶岩のシワや溶岩樹型なども付近にはたくさんあり、同じ樹海と言ってもひと味違う散策となりました。


    お目当てのミズナラとブナの森では自由時間を設け、思いっきり原生林の空気を味わっていただきました。
    イヌブナの大木が多数生い茂り、すぐ脇には青木ヶ原溶岩の溶岩堤防・・・・
    なかなか貴重な体験です。
    湿潤な空気のいたずらで、集合写真を撮影したら若干曇ってしまいます。


    道もしっかりと整備されており、大満足の散策となりました。


    最後に富士吉田の北口本宮冨士浅間神社へ向かいますが、途中の道の駅なるさわにてお買い物も。
    富士山博物館は大規模な施設にもかかわらず、無料で入館できます。
    ここに入った方は、皆さん興奮気味で満足げでした。

    浅間神社には、環境相生物多様性センターの職員の方3名がお待ちかねで、一緒に浅間神社内を散策です。


    太郎杉の漏斗状になった根の成因の話や、境内内の樹木のほとんどが寝上がりしている理由なども解説。
    日本一の鳥居の話なども解説いただきました。


    環境省の方とも集合写真。
    有意義な時間を過ごすことができました。

    次回は11月22日、茨城県と栃木県の境にある古河市・野木町佐野市周辺の巨樹を巡る予定になっています。
    ご参加希望や資料請求などは全国巨樹・巨木林の会事務局までお問い合わせください。
    折り返し資料をお送りさせていただきます。