2005年度「巨木を語ろう全国フォーラム宮崎大会」ご報告

  •   第12回「全国巨樹・巨木林の会」総会と、第18回「巨木を語ろう全国フォーラム」が、平成17年1月28日(土曜日)~1月29日(日曜日)に宮崎県宮崎市で行われました。今回のフォーラムは、宮崎市在住の池田氏によって準備され、とても素晴らしいフォーラムとなりました。池田氏には感謝を申し上げたいと思います。

  •   1月28日(土)にはフォーラムと総会がWelcityにて行われました。
  • 今までに無かったすばらしく立派な会場だと評判でしたが、その運営進行もすばらしく、かつて無い満足度の高いフォーラムとなったことを付け加えさせていただきます。
  •    フォーラムに先駆けて開催された午前中の総会には大勢の会員がご参加、活発な意見の交換が行われました。


    森に隣接するWelCity。


  • 菅沼会長からの挨拶あり、総会が始まります。


    薦田事務局長から決算報告がなされ、満場一致で承認されました。

           
    今回の総会とフォーラム開催を支えていただいた池田氏から挨拶がありました。


    いよいよ午後からは巨木を語ろう全国フォーラムの開催です。
  • たくさんのお客様にお越しいただき、会場はすでに満席状態となり、立ち見になるお客様も出てしまう始末でした。


    フォーラム開催を待つお客さん。この後、まだまだ大勢のお客さんが来館し満席に。


  • フォーラム副実行委員長の中武氏よりご挨拶。


    来賓のご紹介。


    全国巨樹・巨木林の会菅沼会長よりご挨拶がありました。


    続いて全国巨樹・巨木林の会副会長の平岡忠夫氏が講演。
  • 「巨樹・巨木に想う~日本の森はいま~」と題して熱のこもった講演が行われました。
  • 最期には平岡市主催の巨樹の会が出版した本が100冊ほど無料で配られたこともあり、我先にと舞台にお客さんが殺到。大いに盛り上がりました。


    巨樹マップも登場し、熱のこもった講演を繰り広げます。


  • 続いて農学博士の讃井孝義氏による「樹の生命を守る」と題して講演が行われました。


  • そしてフォーラム宣言。
  • 私たち日本人は、古くから森林や樹木に神聖な心を抱き、そこから生み出された恵みを受けて、自然を畏れ慈しむという精神文化を築いてきました。
  • 今日も、鎮守の森に懐かしさを覚えたり、樹齢を重ねた巨樹・巨木の威容の中に、歴史の移り変わりを感じ取り、心のふるさとを感じさせてくれます。
  • しかしながら、長年の風雪に耐え、年輪を積み重ねてきたこれらの巨樹たちの中には、枯死するもの、あるいは樹勢が衰え、人の助けを必要としているものも少なくありません。
  • 私たちは、今こそどうすれば人が自然からの恩恵を享受できうるかを考え、先人から受け継いできた、貴重な巨樹・巨木をはじめ、森と緑を守り育てることの重要性を訴えるとともに、この運動の輪を全国に広げるために行動していくことを、ここに宣言します。
  • 平成18年1月18日
  • 第18回巨木を語ろう全国フォーラム


    最期に平成18年度開催地である、東京新宿御苑へと大会旗が引き継がれました。
  • 翌29日は3コースに分かれてエクスカーションが行われました。
  • 神話・伝説コース、照葉樹林・散策コース、飫肥街道コースに分かれて開催されました。
  • ここでは飫肥街道コースをご紹介します。
  • 中型バス3台に分乗し出発。
  • 総勢60名近い団体となり、3コースの中でももっとも参加人数が多い大盛況のコースとなったようです。

  • まずは国指定天然記念物の清武の大クスに到着。
  • 木の周囲には木道が設置され、これだけの人数ですから渋滞が発生、順番待ちとなります。
  • 大クスは大空洞を有しており、あちら側を見通せるくらいの空洞を抱えています。子供達の格好の遊び場となっていたそうです。

  • 飫肥杉げ生育する三岩材木遺伝資源保存林に訪問。同じように見えるスギにもいろいろと種類があることを教わりました。

  • そして飫肥城趾を散策。
  • こちらで昼食となり、名物飫肥天に舌鼓を打ちます。
  • あまりにも飫肥天がおいしかったからか、お土産屋さんも長蛇の行列ができてしまい、大変なことに!
  • 昼食後には自由時間もあったことから、近くの大クスに出かける方も大勢いらっしゃいました。

  • みやざきの巨樹百選にも選ばれる田ノ上八幡神社のクスです。
  • 巨大な根が特徴で、斜めに成長している姿は倒れて来やしないかとひやひやものです。

        

  • 午後には国指定天然記念物の東郷の大楠も見学、こちらは広い平地の中にデン!とばかりに聳えておりました。

        

  • 最期に立ち寄ったのが、これも国指定天然記念物の内海のアコウ。
  • 九州在住の方以外の方は、ほとんどアコウにはなじみがありません。
  • その気根のおどろおどろしさに感嘆の声が聞かれました。
  • 初めて見た方が多かったようで、カンボジアなどの遺跡の仏像の顔に巻き付いている木と同じような種類ですと説明され、ああ、分かりましたと納得される方が多かったようです。
  • 来年度は東京の新宿御苑でのフォーラム開催となります。
    東京でお会いしましょう!